婚活で「もっといい人がいるかも」と思ってしまったときは

 婚活をしていると、普段は出会えないような人に出会えます。出会いを繰り返すうちに「もっといい人がいるかも」と思って、なかなか１人に絞れない……ということが少なくありません。

これは「青い鳥症候群」と呼ばれている思考に近い考えです。青い鳥症候群とは、現状に満足ができず「自分ならもっとできる」と考えて、延々と理想を追い求めてしまう思考のことを指します。

婚活をしていると、青い鳥症候群に陥りがちです。しかし、青い鳥症候群になってしまうと、婚活が長引いてしまいます。

「もっといい人が現れるかも」という考えは、婚活をしているとどうしても起こってしまう考えです。

この考えが悪いわけではありません。

たとえば、付き合ってみたものの、相手にデリカシーがなかったりモラハラだったり……そんなときに「自分にはこのしかいないんだ、自分が我慢すればいいんだ」と思い込んでしまうと、幸せな結婚ができなくなってしまうこともあります。

付き合ってみて辛いときには「もっといい人がいるかも」と思考を切り替えてみたほうがよいでしょう。

「もっといい人がいるかも」現象は悪いことではありませんが、ずっとその考えをしていると婚活が長引いてしまいます。

そのために知って起きたいのが、「100%理想の人はほぼいない」ということ。容姿・年収・住まい・職業……さまざまな条件があると思いますが、理想の条件すべてを満たす人と出会える可能性は低いと思っておきましょう。

そして、「もっといい人がいるかも」と思い続けないためにも、ひとつひとつの出会いを大切にしてみてください。「もっといい人がいるかも」と思った結果、よい人を見逃してしまうこともあります。